今回は「テレビ嫌い」について。

テレビが好きな人にとっては、「テレビは観ない」「テレビが嫌い」という人のことが理解できないかもしれません。

かくいう僕も、テレビは(ほとんど)観ない人種の1人です。

ただ、昔はそれなりにテレビっ子だったので、テレビが好きな人の気持ちも分かるんですよね。

そこで、あくまで個人的な体験に基づいた見解とはなりますが、テレビ嫌いな人の心理を解きほぐしていきたいと思います。

芸能人がどうしたこうしたを知っても意味がない

ひとことでテレビといっても、いろんなタイプの番組があるので一概には言えませんが、ここでいうテレビ番組とは「視聴率の高い人気番組」ということにしておきます。

要は多くの人が観ているような番組。

具体的には、「バラエティ」「お笑い」「ワイドショー」といったところでしょうか。

芸能人(タレント)が出てきてトークしたり、ワチャワチャやってたりするのを観てる分には楽しいかもしれませんが、実生活にはなんのメリットもありません。

実はこういう系の番組は結構好きで、僕も昔はよく観ていました。

が、テレビを所有するのをやめてからは、別に観ないなら観ないで全然平気だということが分かりましたし、観たいという欲求も湧きません。

テレビを観ない期間が長くなるにつれて、芸能人にも疎くなってくるので、さらに芸能人に興味がなくなっていきます。

ただ、「いっときの楽しみやストレス解消のためにバラエティ番組を観る」というのは否定しません。

「いっときの楽しみ」「ストレス解消」というメリットと、「番組から得られる情報は実生活には何の役にも立たない」ということを理解した上で、こういった番組を観るのは悪くないと思います。

テレビは超受動的メディア。自分の頭で考えなくなる

ワイドショーは最新の情報(=ニュース)を扱うことが多いため、ニュース番組の性格もあるものの、基本的にはニュースをネタにした娯楽番組です。

ワイドショーは、ニュースについてのキャスターやコメンテーターの独自の見解が入ることが当たり前で、受動的に観ていると、その人たちの意見がさも正しいこと、国民の総意と受け取ってしまいかねません。

もちろん、「いや、そうじゃないだろ」と反論したくなることもあるでしょうが、多くの場合、テレビ出演者のいかにも正論っぽい主張が、テレビ視聴者に無意識的にインストールされることは往々にしてあると思います。

つまり、自分の頭で考えることなく、自分の考えが確立されてしまう。

このルーティーンが何度も繰り返されると、「自分の頭で考える」という、人間本来の理性的な習慣が失われてしまうのではないでしょうか?

いわゆる「思考停止」ってやつですね。

なので、ニュースは「NHKニュース」や「新聞」といった純粋にニュース(できごと)だけを伝えるメディアから得て、情報を自分なりに精査し、自分の頭で考えて主張を持つと言うことが大切です。

ちなみに、情報の偏りを極力少なくするためにも、複数のメディアからニュースをえることも大切だと思います。

すべてのテレビ番組は基本的に娯楽

僕たちがテレビ番組を無料で観ることができるのは、番組のスポンサー企業がいるからです。

「番組は無料で観れます。その代わりスポンサーのCMも観てね」ということ。

CMを流す番組が人気番組であればあるほど、たくさんの視聴者がいるわけですから、より多くの人にスポンサー企業の商品やサービスなどを宣伝することができます。

高視聴率の番組を作れば、テレビ局も多くの広告費をもらうことができます。

つまり、テレビ番組は視聴率が命

では視聴率を稼ぐためにはどうすればいいか?

それは、「多くの人が観たくなるような娯楽番組を作ること」です。

マジメに寄り過ぎた番組はあまり視聴率がとれません。

どんなテーマの番組であれ、根本的に娯楽性が高くなければ、高い視聴率は取れないということです。

したがって、「高視聴率の番組=娯楽性の高い番組=考えなくても楽しめる=受動的」という図式が成り立ちます。

なにかの情報を受動的に受け取っているだけでは何の意味もない、とは言い切りませんが、時間対効果の観点で考えれば、かなり効率の悪いインプットではないでしょうか?

しかもテレビは能動的に考える時間を与えてくれません。

ひっきりなしに情報が流れ続けるため、観ている方は受け取るだけで精一杯になってしまいます。

テレビの音がうるさい

これまでに書いてきたようなことが理由でテレビを観なくなるわけですが、問題は「なぜテレビが嫌いなのか?」ということです。

本来であれば「テレビに興味がなければ観なきゃいいじゃん!」で済む話ですよね。

「テレビを観ない→テレビが嫌い」になってしまう原因は人それぞれかもしれませんが、僕の場合は単純で、「テレビの音がうるさい」から。

テレビの映像が流れているだけではなんとも思いません。

しかし、音声を伴って流れていると、否応なしに情報が入ってきます。

ある意味、半強制的に一方的に情報をインプットさせられているわけで、それが苦痛に感じてくるんですね。

というのも、そもそもテレビを観ない理由の一つとして、「自分に余計な情報を入れたくない」という考え方があります。

体が食べ物で作られているのと同じように、思考は情報で作られると思っています。

必要な情報だけを取り入れて、頭の中を整理し、できるだけ真理にたどり着きやすい思考の枠組みを作るためには、ジャンクな情報を入れている余裕はありません。

また、人間は1日に覚えられる短期的な情報の量には限りがあります。

寝ている間に短期的な情報が整理され、その中のほんの一部のみ長期的記憶領域に移動できます。

つまり、どうでもいいような情報を取り入れれば取り入れるほど、本当に大切な情報を受け入れる領域が圧迫されていくのです。

なので、テレビから一方的にジャンクな情報を流されると「聴きたくない!」と、耳を塞ぎたくなってしまうのです。

まとめ

これまで述べてきたことを簡単にまとめると、

  1. テレビ嫌いの人は、テレビが流す情報になんのメリットも感じていない
  2. 一方的に情報を押し付けるテレビが嫌い(うるさい)

こんな感じの人が多いのかなと思います。

特に、なにか他のことに集中してる時にテレビの音が流れてくると、本当に気が散りますからね。

僕も昔は、テレビを持たないということが考えれなかったのですが、テレビがなくて困ることはほとんどないですし精神的にも安定します。

テレビを持たない暮らしはおすすめです。

かといって「テレビよりネットだ!」という論調はは全然違うと思うのですが、このあたりの話はまた別の機会に。