
クラシック、オーケストラ系の音楽に疎かったので、曲の速度を表す記号が凄く難解に思えてました。
アダージョとかアレグロといったやつですね。
速度記号に限らず、クラシック系の譜面には皆目見当もつかないような意味不明な記号やアルファベットの文字列が満載。
知らないままでは音楽人生において大事なものを損してる気がする。
ということで、ちゃんと身に付けることにしました。
身に付けると言っても大げさなことではなくて、要は暗記してしまえばいいんですよね。
やるかやらないかであって、特別難しいことではない。
とにかく覚えてしまいましょう。
強弱記号編はこちら
ストーリー仕立てにして暗記する
暗記ものはなんでもそうですが、ストーリー風に言葉をつなげてみたり、自分の元からある記憶や身近なことと関連付けて覚えたほうが速いですよね。
語呂合わせにしても良いですし。今回もその手を使って覚えてみたいと思います。
速度記号の一覧。この他にもありますが、主なものを知っていれば、他は紐つけて覚えていくだけなので簡単だと思います。
下にいくにつれて段々と速くなります。
Lent(レント)
Largo(ラルゴ)
Adagio(アダージョ)
Grave(グラーヴェ)
Adagietto(アダージェット)
Andante(アンダンテ)
Andantino(アンダンティーノ)
Moderato(モデラート)
Allegretto(アレグレット)
Allegro(アレグロ)
Vivace(ヴィヴァーチェ)
Presto(プレスト)
Prestissimo(プレスティッシモ)
僕の場合は、まず3つのカタマリに分けて覚えることにしました。
最初はLent,Largo,Adagio,Graveなので、「レンタルしたラルゴ(日産の車種)を〜」みたいに、ストーリーを作ります。
AdagioとGraveはあまり日本語感のない言葉なので語呂合わせがしにくいのですが、LentとLargoが頭に入ると、続きは意外とすんなり口に出てくるので良しとします。
声に出して復唱するのがポイントですね。
2つ目のカタマリも、「ジェット機に乗ったダンテとタランティーノがモデラーとしてる」のみたいな感じで、適当にストーリー化します。
意味が破綻してても、自分が覚えられればそれでいいです。
とっかかりがあれば思い出しやすい
最初のLentは容易に出てくるけど、あとが思い出せないなどというのは、頭の中でアルファベットの文字列にイメージが紐つけされてないからだと思うんです。
特に日本人にとってこれらの単語は馴染みが薄く、ほとんど記号のよう。
だから、少しでも日本語化してイメージが浮かびやすいようにするわけです。
大抵最初の単語は思い出しやすいので、3分割して起点となる最初の単語を増やしてみました。
あとは、これらの速度記号が具体的にどんなテンポ感を表しているのかを知る必要がありますね。単純にBPMでは表せない、超感覚的な表現なので、実際に曲を聴いて耳で覚えるのがベストだと思います。
人間がゆっくり歩くような速さと言われるAndanteを基準として覚えていくのがいいかも。