![[Studio One 3 使い方] Mixtoolでゲインを稼ぐ](https://musicmans-rag.com/wp-content/uploads/2015/10/スクリーンショット-2015-10-02-22.10.34.png)
だいぶ期間が空きましたが、Studio Oneの付属エフェクトの使い方シリーズ。
今回は、Mixtoolを取り上げます。
メインフェーダーの前でGainを稼ぐ
Mixtoolの使い方といっても、僕が多用するのはこれだけです。
Studio One 3で曲を作り始める前に、僕は各チャンネルのフェーダーを-10dBほど下げます。
クリップを防止する為です。
最後にミックスでバランスを作った後、そのままだと全体的な音量が不足していることが多い
ので、メインフェーダーの前にMixtoolをインサートして、マスターボリュームが赤くクリッ
プしない程度にGainをあげてやります。
各チャンネルの音量を同じだけ上げても良いんですが、音量のオートメーションを書いてたり
するので、マスターのMixtoolで一気にやっちゃった方が楽です。
Gainが調整出来るエフェクトであれば、別にMixtoolでなくても良いんですけどね。
DCオフセットの除去
マイクなどで録音した音の波形の中心が、0の位置からズレている状態を
「DCオフセット」と言います。
これに関してはそのうち詳しく記事にしたいと思います。
MS処理での利用
マスタリング時にMixtoolを使ってMS処理をすることができます。
これに関しても、別の記事で詳しく解説するつもりです。
まとめ
マスターチャンネルに必ずこのMixtoolをインサートしていますね。
テンプレートとして組み込んでおいても良いのではないでしょうか。