
僕はWindowsパソコンは所有していないんですが、どうしても使いたいWindows専用のソフトがあったため、仮想デスクトップサービスを利用してクラウド上のWindowsマシンをMacから操作できるようにしています。
数日前からクラウド上のWindowsマシンにうまくアクセスできない状態が続いていて、20回くらいトライしたら1回は繋がるけど通信速度が遅くて使い物にならないという状況でした。
最終的にはWindowsを再起動することで解決したもののなんだかいまいち腑に落ちないので、解決までの道のりを備忘録として書いておきます。
UQ WiMAXの通信速度が激遅い
まず最初に、WiMAX2+の通信速度がすごく遅くなりました。
WiMAXの電波は障害物に弱いので、室内では速度が遅くなりがちなんですが、それでも電波の入りやすい場所を探して端末を設置すれば、僕の環境においては普通に使う分にはなんら問題のないレベルの速度が出ていました。
ところが数日前、やけにネットの速度が遅くなりました。が、端末の表示を確認すると電波の状態は問題なさそう。
いつもだったら端末を再起動すれば正常に戻るのですが、今回は何度も再起動させたりより電波の入りそうな場所に持って行ったりしても速度が戻らない。
きっと基地局側の問題なんだろうという結論に至ります。
しかし、インターネットの通信速度が遅くなったのと同じタイミングで、なぜかiMacの動作自体が重くなったんです。
ブラウザーのsafariだけではなく、オフラインで動作するソフトもなんだかもっさり。
昨日までは普通に使えてたのに。。
MacOSをEl CapitanからSierraにアップグレード
そんなわけで、互換性の心配があるもののiMacのOSをEl CapitanからSierraにアップグレードしてみました。
先にSierraをインストールしていたMacbook airは動作が極端に遅くなるという現象には見舞われていなかったので、少なくとも悪化することはないだろうと。
結果、iMac自体はスムーズに動くようななったものの、相変わらずデスクトップクラウドへの接続は上手くいかず。
ここまでくると、何か細かい設定のミスが悪さをしてるんじゃないかと考えるようになります。
別にデフォルトの設定を弄ったつもりもないし、マニュアルに沿った一般的な使い方しかしてないんだけどなあと思いつつ、心当たりのある部分を確認していきました。
Microsoft Remote Desktopの設定が間違ってる?
手元にはないコンピューターをインターネットを介して遠隔操作するためのリモートデスクトップアプリ「Microsoft Remote Desktop」。
最初に設定した時に何かを間違えてたのかなと思い、ひとつひとつを見直すことに。
と言っても、ほとんどの設定項目は特に変更する必要はないのでデフォルトのまま。
上の画像のうち、ユーザーが入力する必要があるのは次の4つ。
- Connection name(任意の接続名)
- PC name(接続先コンピュータの名前)
- User name(ユーザー名)
- Password(ユーザーパスワード)
契約しているデスクトップクラウドサービスのサイトにログインして、これらの情報が間違ってないかを確認。やっぱりどこも間違ってない。もう何が悪さをしてるのかが分からなくなりました。
Windowsを再起動
クラウド上のWindowsコンピューターを操作するにはMicrosoft Remote Desktopなどの遠隔操作用アプリが必要ですが、コントロールパネルにはブラウザ上からアクセスできます。
もしかするとクラウド上のWindowsコンピューター自体がバグってる可能性も考えられるので、コントロールパネルから再起動をかけてみました。
トラブル解決。問題なくアクセスできるようになりました。
ただ、実はこの前にも一度再起動をかけてて、その時は復旧しなかったんですよね。WiMAXの一時的な通信速度低下などがタイミング悪く重なったせいで、原因特定に時間がかかってしまいました。そもそもネットで原因を調べたいのにネットもiMacの動作も遅いというジレンマ。
やっとトラブルが解決したので、ブログも書けるようになった次第です。
やはり、トラブったらとりあえず再起動は鉄板ですね。