「クラシック音楽に興味があるけど、何から聴けば良いのか分からない」という方は結構多いかもしれません。

そんな方のために、僕が考えるクラシック音楽初心者がクラシックを楽しむ方法をご紹介したいと思います。

クラシック音楽初心者は、まず何を聴くべきか?

個人的にあまり「〜すべき」論で語りたくはないのですが、かといって「自分が好きな曲を聴こう」と言っても、クラシック音楽には膨大な数の作品がありますから、そもそも好きな曲を探し出すこと自体に手間が掛かってしまい、良さを見出す前にクラシック音楽から離れていってしまう可能性があります。

そうならないためにも、ある程度の指針は必要だと思います。

クラシック音楽の入門としてベストなのは、有名曲を集めたベスト盤CDや、SpotifyやApple Musicなどの定額聴き放題に用意されている有名曲を集めたプレイリストでしょう。

その中には、どこかで耳にしたことがあって、自分好みの曲の一つや二つは必ず含まれているはず。

そういった親しみのある曲を日常的に楽しむことによって、クラシック音楽がグッと身近な存在になります。

普通のポップスとかでも、自分好みの曲を歌っているアーティストがいたら、そのアーティストが出している他の曲も聴いてみたくなりますよね。

クラシック音楽もこの理論と同じで、まずは好きな曲を飽きるほど聴いて、少しずつ他の曲にも手を伸ばしていく。

ある意味当たり前すぎるプロセスですが、これこそがクラシック音楽を好きになる鉄板ルートだと思います。

クラシック音楽にはちょっと敷居が高いイメージがあるせいか、聴く方もかしこまって「モーツァルトの生い立ち」とか「古典派の特徴」「ソナタ形式とは?」みたいな、歴史や構造を学ばないと楽曲を楽しめないと思い込んでる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことないです。

もちろん、知識があるとより楽しめるのは間違いないですが、まずは小難しいことは抜きにして、カジュアルに音楽そのものを楽しむことが大切です。

交響曲は抜粋を楽しんで良い

クラシック音楽における「交響曲」とは、要するに「大人数のオーケストラで演奏する長い曲」です。

交響曲には形式があって、第1楽章から第4楽章までの4つのパートに大きく分かれています(あくまで原則であり、例外もあります)。

楽章ごとに音楽の雰囲気がガラッと変わるので、それぞれが独立したひとつの楽曲のようでもあります。

なので例えば、「ベートーヴェンの交響曲 第40番の第1楽章は大好きだけど、第3楽章は好きじゃない」ということもあり得ます。

交響曲は長いものだと総演奏時間が1時間を超えますから、自宅で楽しむために聴くのに、毎回のように交響曲の全楽章をまるっと聴くのは現実的ではありません。

全楽章を通して聴いて味わえる感動があるのは事実ですが、まずは好きな曲(楽章)との出会うことをを優先して、色んな交響曲の抜粋を楽しみましょう。

好きな曲に出会えば、自然とすべての楽章を聴きたくなりますから。

最後に

僕がクラシック初心者におすすめしたいのは、avexから発売されている「100曲クラシック」です。

Apple Musicだと、「クラシック・ベスト119」がおすすめ。
まずはこういったコンピレーションものの作品で、お気に入りの曲に出会ってみてください。