
88鍵のMIDキーボード、M-AudioのKEYSTATION 88を購入しました。
KEYSTATION 88を使った感想
ピアノの練習ができる
88鍵はアコースティックピアノと同じ鍵盤の数。
音域や音色を変えるたび、キースイッチを操作したい時、鍵盤の数が少ないといちいちオクターブの切り替えが必要で非常にわずらしいんですが、ようやく解放されました。
言うまでもなくこれは最大のメリット。
加えて、88鍵なのでピアノの練習もできちゃうのが、個人的にはもう一つの大きなメリットです。
もちろん、本物のピアノとは弾いた時のタッチがまるで違いますが、KEYSTATION 88の鍵盤には適度な重さ(セミ・ウェイテッド)があり、これとサスティーンペダルを併用することで、軽すぎる鍵盤にはないフィーリングを得ることは可能です。
Amazonで同時購入を勧められたサスティーンペダルとキーボードスタンドも一緒に購入しました。
実は、あと1万円くらい足せばYAMAHAのP-45bという電子ピアノが買えました。
本物の打鍵感に近い象牙調仕上げのGH(グレードハンマー)鍵盤だし、音も内蔵されているというメリットがあるのですが、打ち込み用途にはちょっとまどろっこしい気がしたので、割り切ってKEYSTATION 88を選びました。
さらに1万円上乗せすると、1ランク上の音色と機能を持ったYAMAHA P-115が買えてしまうので、電子ピアノは電子ピアノとして用意した方がいいかなと。
(余談ですが、P-45とP115を店頭で弾き比べしましたが、音源自体P-115の方が良くて、ベロシティレイヤーも多かった。スピーカーからの出音も空間の広がりが感じられました。)
質感も悪くない
実物を見ずに注文したKEYSTATION 88。質感が心配だったのですが、全然悪くないですね。
以前のモデルはカラーがシルバーだったんですけど、ブラックのがシックで好きです。
クオリティを求めると、お値段も比例して跳ね上がります。2万円台で買える88鍵仕様のMIDIキーボードがこのクオリティ。
普通に素晴らしいと思います。
置き場所の確保が一番の問題だ
88鍵なので、本物のピアノとほとんど同じくらい横幅があります。
僕の環境だと、KEYSTATION 88をそのまま机に乗せると両端が飛び出し収まりません。
同じ机で書き物をしたり、本やMacBook Airを広げたいし、そもそもピアノとして弾くには机の上だと位置が高すぎます。
別途、キーボードスタンドに乗せることにしました。
机に対して右側に直角になるように置くのがベストでした。
机の前に置くのが一番弾きやすいが、キーボードやマウスが遠くなるし書き物ができない。
左側に置くと右手でマウスを操作しながら左手でキーボードで音色確認ができて、行動導線としてはベストなんだけど、ギターを持った時にヘッドが当たって邪魔。
ということでこの位置に落ち着きました。
音色選びの時に両手がクロスしますけどね。
実際に使い込んでみて気がついたことがあれば、また記事にしようかと思います。
買ったもの↓。