曲作りに集中出来ずに悩んだ過去

作曲を始めた頃はMTRを使って多重録音をやっていましたが、どうせならちゃんと作品クオリティに仕上げたいと思い、Cubaseとオーディオインターフェイスなどの最低限の機材を揃えて、僕のDTM生活は始まりました。
これで順調に曲を量産出来ると思いきや、大きな悩みにぶち当たってしまいました。

それは「集中力が続かない」というものです。
具体的には、曲を作ろうと思ってパソコンを立ち上げデスクの前に座って数分経つと、
猛烈に眠くなってしまったり、ネットサーフィンを始めてしまったり。
そもそも、パソコンの前の椅子に座るということ自体を苦痛に感じてたりしました。

「パソコンの前でがっつり作ろうとするから疲れるんだ。ソファにでも座ってくつろぎながらもっとカジュアルに作曲すればいいんじゃないのか」と思い、持ち運びしやすいノートパソコンを主体にした環境を作ってみたりもしましたが、結局は問題解決とはいきませんでした。

その後、長い日数をかけて試行錯誤した結果、今では割と集中して作曲に取り組むことが出来ています。

僕がどのようにして集中力を高めることが出来たのかを数回に分けてご紹介したいと思います。

 

テレビを捨てる

もともとテレビっ子だったので、特に観たい番組が無くてもテレビを点けっぱなしにしがちでした。
特に一人暮らしを始めると、帰宅しても部屋に誰もいないので、賑やかし目的でまずテレビのスイッチを入れるのが習慣のようになってました。
テレビが点いてないとしーんと静まりかえって寂しい気がしていたんですね。

テレビが点いてるとつい気になって見ちゃうんです。
気がつけば数時間過ぎてたとかザラにありました。
これってテレビに集中力を奪われてるということですし、そもそも時間が勿体ないとハッキリ認識したので、思い切ってテレビを持たない生活をすることにしました。

最初はとても寂しく感じましたが、1週間もすると次第に慣れていきました。
テレビに拘束されていた時間がまるまる自由な時間となったので、ものごとを深く考えることが出来るようになりました。
しっかり自分の内面と向き合うことで、精神的な安定も得られます。
というか、テレビって本当に人を思考停止にさせちゃうんだなあと実感しました。
今までどんだけの時間をテレビに吸い取られていたのだろうと怖くもなりました。

 

テレビが無くても困らない

テレビを捨てる決心ができない大きな理由に「テレビが無いと何か困ることがあるんじゃないか」と思って躊躇してしまうということがあります。

実際に捨ててみて実感するのは、捨てて困るようなことは本当に些細なことで、むしろメリットの方が大きいということです。
「テレビの世界(芸能人)のことに疎くなる」くらいです。
テレビの情報は一方的で洗脳的でもあります。
テレビを捨てると、どれだけ不必要な情報を自分の脳に送り込まれていたかが分かります。
社会のニュースなどは知りたいと思えばネットや新聞などでいくらでも見れます。

 

得られたメリット

  • まとまった時間が手に入る
  • 考える習慣が持てる
  • 精神的に安定する
  • 人は人、自分は自分と思えるようになる
  • テレビが占拠してたスペースが空くので部屋がスッキリ

「人は人、自分は自分と思えるようになる」について。
テレビからの情報は「人はこうでなければいけない」とか、「あらゆる分野の常識を身につけ無くてはいけない」といった、画一化された平均的な人間にならなければいけないみたいな強迫観念を感じます。

でも本来、人間って千差万別なんですよ。
いろんな考え方の人がいる。
「人を殺してはいけない」みたいな最低限の常識以外は、人によって「常識感」は意外と大きく異なっていたりします。

「常識を振りかざす人」というレッテルを貼りたくなるような人が時々居ますが、僕が知っている限り、そういう人ってかなりのテレビっ子だったりします。

はい、ちょっと話が脱線しちゃいましたが、テレビを捨てることによって、余計な情報に気を取られてしまう大きな要因がひとつ減ります。
作曲に集中できる環境にひとつ近づきましたね。

ただ、集中力を発揮できる環境作りはこれで終わりではありませんでした。
次回もお楽しみに。