Impactで生っぽいドラムを使うには設定が必要

Studio One 3にはImpactというドラムパッド風のインターフェイスを持つドラム音源(サンプラー)が付属してます。

しかし、Impactで生ドラムの音源を鳴らそうとしても、いい感じにならない。
Impactにこだわらなくても他社製の音源を使えばいいのですが、付属のインストゥルメント音源は他社製よりも動作が軽快で、最初のとっかかりとしてはそこが結構大事だったりします。

 

Impactのプリセットで一番生ドラムっぽいのはTM Pop Rock Kit。でもこれが非常に使いづらい。

指ドラム派の自分としては、一般的なドラム音源と比べてベロシティの割り当てが変で、普通に鍵盤を弾いても、強めの音が出ます。

ということで、自分でスタンダードな生ドラムキットのプリセットを作ってみました。

具体的な設定方法

ベロシティレイヤーを調整して演奏しやすくする

鍵盤でImpactを鳴らすと、普通の力加減でもかなりベロシティレイヤーの数値の高いところにあるサウンドが鳴ります。

鍵盤自体のベロシティカーブの設定を変える方法もあるのですが、Impactそのものの設定を変えた方がいいと思うので、まずはこれを一般的な感覚で使えるようにします。

プリセットのTM Pop Rock Kitを選択し、これを修正していきます。

スクリーンショット 2015-10-20 21.41.57

画面下方の16個並んだパッドのひとつを選択すると、それにアサインされた6つの音色とその波形が表示されます。
鍵盤を弾く強さ(ベロシティ)によって、トリガーされる音色が変わるということですね。
ちなみに、左側から右にいくにつれてベロシティの数値の大きい音、すなわちドラムを強く叩いた音色になります。
デフォルトだとご覧の通り、ベロシティーレイヤーがきれいに6分割されていますが、一般的なドラム音源の感覚で使うには、これを修正する必要があります。
次の画像のように、レイヤーの端をマウスでクリックしながらドラッグすると、ベロシティへの音色の割り当てを自由に変更することができます。
スクリーンショット 2015-10-20 21.46.55
僕の場合は、利用するパッドすべてを画像と同じようにざっくりと設定しました。
これだけで、鍵盤で演奏したときの変なベロシティ感はだいぶ解消されると思います。

ドラムの各パーツの鳴りを調整

次に、ドラムの音色そのものを設定していきます。
といっても好みの部分でもあるので、ここでは僕が特に気になるところだけご紹介します。

ライドシンバルの音色を交換

デフォルトのライドシンバルの音は、音が散りすぎて汎用性が無い気がするので、別の音色と交換します。

ライドシンバルがアサインされているパッドを選択し、上の画面のマイナスボタンでレイヤーされた音色を削除できます。

ひとつのパッドには6つの音色がアサインされている状態なので、マイナスボタンを6回クリックすると、何もアサインされていない状態になります。

次に、Studio One 3のブラウザを開いて、「One Shot」「Ride」で検索すると、ライドシンバルのワンショット音源の一覧が表示されますので、その中からチップ音のはっきりしたPaste 22in Trad Jazz Rideをアサインすることにしました。

レイヤーごとに6つの音色が用意されていますので、最初に「1」をパッドにドラッグした後、2から6まではShiftを押しながらドラッグします。

まとめては出来ないので、ひとつずつドラッグする必要があります。

スクリーンショット 2015-10-20 22.22.41

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タムの余韻をカット

タムの音の余韻はもっと短くタイトな方が好みなので、これも調整します。

AMP部にあるディケイを少しだけ下げてやると、タムをガムテープなどでミュートしたような音が得られます。

スネアやキックなどにも使えるテクニックですね。

スクリーンショット 2015-10-20 22.40.41

スネアの連打ができるように設定

特にスネアドラムは16分で連打することも多いので、鍵盤で演奏しやすいように、スネアのパッドを2つ設置します。

これは単純にコピペの要領です。

スクリーンショット 2015-10-20 22.47.40

最後に

以上で設定は終了です。
プリセットとして保存すれば、いつでも呼び出せます。
あとは気になる細かいところをここまでの要領で調整してもいいかと思いますが、

 

まあ、こんな手間暇かけるよりは他のサンプルを使ったり、生ドラム音源を使った方が手っ取り早いし使い勝手も良いんですけどね。