Studio Oneがバージョン3になって、プレイバックサンプラーも進化し「Presence XT」になりました。
音源もだいぶパワーアップしたので、この付属音源だけでどの程度オーケストラ曲を作れるのかを、オーケストラ曲用のテンプレート作りをしながら見ていきます。

 

トラックにオーケストラ楽器を準備する

いろんなやり方があると思いますが、シンプルに各楽器毎にトラックを作っていきます。
Presence XTの音源は、奏法(アーテュキレーション)の変更をキースイッチで行うことができます。

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楽器名の後ろにFullと表示のあるものがキースイッチ対応音源。
また、奏法ごとにも音源が用意されています。
使いたい奏法が一つか二つに限られているならば、メモリに読み込むファイルサイズがFullよりも小さくて済むのでこちらがオススメです。

 

キースイッチに対応したノートはPresence XTの画面にも表示されますし、

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Presence XTの鍵盤の部分にもグラフィカルに表示されてわかりやすいです。(赤でマークしてある部分がキースイッチ、グレーの部分が演奏可能範囲)

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ただし、1stバイオリンなら1stバイオリンのトラックを一つ作って、キースイッチで奏法を切り替えていくやり方だと、全体像が把握しづらいかなと思いました。
ということで今回は、楽器ごとにフォルダを作り、その中に奏法ごとのトラックを立ち上げるという方法をとります。

 

作成するトラックが何倍にも膨れ上がってしまいますが、Studio Oneはブラウザからアレンジ画面にドラッグ&ドロップするだけでトラックが作れるので、他のDAWで同じことをやるのと比べるとめちゃめちゃ手間が少なくて楽です。

 

使いたい楽器のFull以外をドラッグ&ドロップしてトラック作成したら、そのすべてを選択した状態で右クリックメニューからPack Folderを選べば、一つのフォルダーにまとめることができます。

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この調子で、どんどんと楽器を用意していきます。
最終的に用意できた楽器は次のとおり(核となる楽器のみ)。

 

木管楽器

  • フルート
  • クラリネット
  • バスクラリネット

金管楽器

  • ホルン
  • トランペット
  • トロンボーン

弦楽器

  • バイオリン
  • ヴィオラ
  • チェロ
  • コントラバス

打楽器

  • 鉄琴

 

全然足りないですね。
必須どころのオーボエ、ピッコロ、ファゴット、チューバ、ティンパニ、グランカッサあたりが入ってません。

木琴、フリューゲルホーンなどはあるのに、核となる楽器が入ってないのは何故なのでしょうか。
全体的に収録されている奏法は最小限ですが、金管楽器の奏法だけめっちゃ多いです。

オーケストラ楽器は網羅されていない

ということで、Studio One 3の付属音源だけでオーケストラ曲を作るのは無理といういことでした。
そもそも付属で交響曲みたいなのを作るのは想定してないのでしょうね(そこら辺、Logicは抜かりない)。
そういうのをちゃんと作りたい人は別の音源を用意しますしね。

 

音質自体は悪くはないので、ポップスなどのアンサンブルの一部などでは全然使えるクオリティだと思います。