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音楽をジャンルでカテゴライズすることは、便利な側面もありますが、音楽を聴く側の視点で見ると弊害があります。

ジャンル分けが大雑把過ぎてほとんど機能していない

CDショップなどに行くと、たいてい洋楽邦楽で売り場が分かれていて、その中でさらにジャンルを細分化して陳列されているかと思います。
それらとは別に、クラシックジャズワールドミュージックサントラなどは独立したコーナーが設置されていることが多いですね。

 

洋楽と邦楽それぞれは小ジャンルとしてさらにポップスロックR&Bパンクなどで分けられているのではないでしょうか。便宜上、このようなジャンル分けは必要かと思います。

 

しかし、ジャンルの型にぴったりとハマったアーティストってどれだけいるのでしょうか?
アーティストの音楽性を一つのジャンルで表すことは難しいです。

 

例えばビートルズ。
一般的にはロックもしくはポップスにカテゴライズされていますが、実際にはハードロックの元祖と言ってもいいような「Helter Skelter」みたいな曲があったり、初期はとてもR&Bぽかったり(特にジョンレノンの曲)。ロックの一言ではとても言い表せませんよね。

 

プログレッシブロック(プログレ)というジャンルがありますが、これは音楽性そのものというより、70年代初頭のクラシックやジャズなどを要素を取り入れた先進的なロックバンドをひっくるめてこう呼んでる節があります。
キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス、ジェネシス、などがプログレの代表格ですが、それぞれ音楽性は違ってます。

 

僕はイエスが好きですが、プログレというよりも、クラシックの要素を取り入れたテクニカルでコーラスも上手い、曲の長いロックンロールバンドとして聴いています。
プログレというとフロイドを筆頭に暗いイメージですが、イエスは明るくて元気な曲が多いですね。

 

フロイドを聴いて、「プログレってこんなもんなのか。」と、以降プログレを避けてたら、イエスには辿りつかなかったと思います。(ちなみに、フロイドは「原子心母」が好きです。別に嫌いなわけではなく、あまり能動的に聴きたいという気分にならないだけで)

 

要するに、アーティストの音楽性を特定のジャンルに押し込むことは難しいということです。
特に、多様な音楽的バックボーンがそのアーティストの個性になってる場合はそうですよね。

 

ジャンルの垣根を越えて聴くと衝撃的な出会いが期待できる

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例えば、J-POPと呼ばれるような音楽ばかりを普段から聴いているのならば、思い切って洋楽とか、全く方向を変えてクラシックに行ってみたり。
今まで聴いてこなかったジャンルの音楽を能動的に聴いてみることをお勧めします。

 

それも、あえて聴いたこともないような名前のアーティストをかたっぱしから聴いてみる。
そうすると、自分の琴線に触れるような音楽との出会いがあるかもしれません。

 

何も、有名なアーティストだからといって曲の出来が良いとは限らないし、そもそも音楽の好みは十人十色なので、それほど有名ではないアーティストの楽曲がものすごく自分好みだったりすることは多分にあります。

 

みなさんが初めて好きになった音楽と出会った瞬間はどんなことを感じましたか?
おそらく感情を大いに揺さぶられる衝撃的な出会いだったのではないでしょうか。
あの感覚をもう一度体験してみたいと思いませんか?
未知のジャンルには、そんな出会いの可能性が待っています。

 

今はアップルミュージックなどの定額制の音楽配信サービスが充実してきているので、わざわざCDなどを買ったりしなくても、いつでも大量の音楽にアクセスできます。

 

音楽という、大いなる海原へ旅に出ましょう!
その先に素敵な音楽との出会いを願っています。

 

↓一応、プログレで有名なやつ。