作曲を始めるにあたって、何よりもまず先に音楽理論の勉強を始めるという人がいらっしゃるようです。
結論から先に言うと、これってほとんど意味がないと思います。
だいたい楽しくないですよね。

 

もちろん、学問としての音楽の仕組みを知識として蓄えておくことは良いのですが、大事なのは実際に作曲してみること

やみくもに理論だけを詰め込んでも、作曲がうまくなることはありません。

 

1に実践、2に実践。
その中で悩みや疑問が出てきた時に初めて音楽理論の助けを借りる。
その方が悩みのが解決したという心の感動と紐付けされて強く脳裏に残ります。

 

初めて自転車に乗る前に、「自転車の乗り方入門」みたいな本を買って読む人はいないでしょう。
だいたい、そんな本もないですよね。
実際に自転車に乗って練習していくうちに自然と乗れるようになります。

 

作曲も同じで、練習して数をこなしていくうちに確実に上達していきます。
自転車に乗るときに体の筋肉をどう使うか、ハンドリングはどうするかなどを気にする人は競技で乗っているような人以外にはいません。

 

もちろん、作曲する上で基本的なコードの知識くらいは必要でしょう。
それでもGやC、Amなどの基本的なコードをギターや鍵盤で押さえることができれば、その積み重ね方やスケールなどは知らなくても曲は作れます。

 

初めての作曲でいきなり名曲が作れるはずはありません。
あのビリー・ジョエルも、デビュー前のキャリアの初期の頃はレコーディングする価値もないような曲しか作れなかったそうです。
最初はどんな酷い曲でもいいので、とりあえず作ってみることが大事です。

 

そもそも音楽理論は、感覚的なものを文字や数字、記号で後から体系化したものです。
机上の学問ではないので、実際に耳で聴いて感じていないと意味がありません。

 

自分の感性を頼りに作曲をしながら、必要だと感じときだけ音楽理論を頼ってみる程度で良いのではないでしょうか。