DTMを初めてから1年半くらいが経過しました。

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それ以前、バンドをやってた頃にもちょっとした録音用途でCubaseをちょいちょい使ってはいたのですが、いわゆるDTMer的な手法で作曲をやろうと思い立ったのは割と最近ということになります。

作曲からアレンジから楽器のフレージングからミックスまで、曲作りの全行程を自分一人でやれるというのがとても魅力的でした。

バンドでの曲作りは当然共同作業なので、自分の思うようにならないもどかしさでストレスを感じてたりして、ある意味自己中的な動機とも言えます。

それから少し経ってからこのブログを始めました。

ドラマーなので余計に音楽理論的なことには疎く、音楽について学んだことや自分の考えをブログにアウトプットすることによってより自分の身につくだろうし、多少は誰かの役にも立つだろうと考えたからです。

ですので、このブログは僕の学習ノートみたいなものなんですね。

DTM初心者の方に重要視して欲しいこと

ほぼ初心者と言える状態から1年半のあいだDTMをやってきて、ちょっとした選択の違いで無駄に遠回りしてしまうことに気がつきました。

そんな僕なりの”気付き”の中から、これからDTMを始める初心者の方へ、時間とお金を無駄にしないオススメの機材や環境について書いてみたいと思います。

入力用のMIDIキーボードは61鍵盤以上

まず、MIDIキーボードの鍵盤の数は多い方が断然いいです。

理想はフルの88鍵ですが、設置スペースなどに問題があれば61鍵でも。

マウスでぽちぽち打ち込むのなら少ない鍵盤数でも事足りるのかもしれませんが、最低限の演奏技術は遅かれ早かれ必要になってくると思います。

簡単なコードワークなどは実際に弾いた方が断然早いですし、経験がなくても練習すればそんなに難しいことでもないので、ちゃんと弾けるラインである61鍵盤以上の購入をおすすめします。

コードが転回してたりオクターブ以上に跨ってたりすると49鍵は全然足りません。

ピアノらしい超低音、高音域を駆使した曲を打ち込みたいとか、生ピアノや電子ピアノを持っていないけど買うほどでもないやって人にも88鍵はおすすめ。

モニタースピーカーは妥協しすぎない

モニタースピーカーは数万円の製品でもちゃんとしたモノが多いので、最初から無理して高額なものを買う必要もないと思うのですが、PC周辺機器のメーカーが出してるPCスピーカー的なものはやめましょう。笑


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パソコンのメモリは16GB以上

DAWに読み込んだソフト音源は基本的にメモリ上に展開されますので、容量が少ないと動作が止まったり遅くなる原因になります。

DTM用としてこれからパソコンを購入するならば、16GB以上のメモリは最低ラインと考えていいでしょう。

ちなみに僕が現在使っているiMacのメモリは8GBしかありません。

Studio Oneのオーディオトラック変換機能を使えば音源で占有されていたメモリ領域を解放することが可能ですが、MIDIに戻って編集したい場合の行き来がめんどくさいです(同じことをLogicでやるとめっちゃ重いのでやっぱStudio Oneは低スペックに優しい)。

DAWは自分が一番直感的に使えるものを選ぶ

DAWソフトもたくさんあるので、何を使えばいいのか迷いますよね。

大事なのはコレと決めたら使い込んでみることで、「あれにしようか?こっちも良さそうだ」と迷ってる時間は無駄だということ(経験者談)。

DAWを選ぶ時の基準ですが、デモ版やオーディオ・インターフェイスにバンドルされているソフトを実際に使ってみて一番使いやすいと感じたものが結局自分にあってるDAWなのだと思います。

どのDAWソフトもやれることに大きな違いはないんですが、醸し出してる雰囲気、空気感は違うんですよね。そこは設計思想による違いかな。

なんとなく合わないなと感じながら使ってると楽曲制作のモチベーションも下がってしまいますから、フィーリング重視で選びましょう。

ちなみに僕の感じた印象はというと、

  • Cubase なんか頭良さそう
  • Logic 使いやすい
  • Studio One 直感的 見た目好き 
  • Live  僕の作り方には向いてない
  • ProTools 重そう(重い
  • Bitwig Studio 使ってて楽しい

まあ、全てを深くは使い込んだわけじゃないのですが。

曲をなんとなく作り始めない

実際に曲を作る段階の話ですが、僕の場合はなんとなく作り始めると早い段階でアイデア、ひらめきが降ってくるのを待って時間が過ぎていくパターンに入ってしまいます。

もちろん、ひらめきだけで順調に曲を作れる人はいいんですが、僕はひらめきを待つターンに入ると必ずと言っていいほど眠気が襲ってくるんですよね。

これでどんだけ時間を無駄にしたことか。

そもそも音楽的な蓄積がないと出るものも出ないので、何も思い浮かばない時は知識や経験を積むことに注力するのが良いかと思います。

具体的には

普段からいろんなジャンルの音楽を聴く。

なんとなく聴き流すんじゃなくて、音楽的な構造を分析する気持ちで。

そしてDAWに打ち込んでそっくりになるようにコピーしてみる。

使われてる楽器やコード進行、楽曲の構成、ミックスにおけるPANなどの音像までもを似せていくことにより、楽曲のジャンルごとの傾向みたいなものが分かってきます。

それらの蓄積がオリジナル曲を作る際のひらめきとなって現れるのではないでしょうか。

表現するために音楽理論を身につける

音楽理論はあまり知らなけどいい曲をかける人は、学問としてじゃなくて深い音楽体験から体の感覚で理論を身につけてるのだと思うんですよね。

日本語の文法を学問的に説明できなくても日本語を喋れるのと一緒。

そういうものがなければ、音楽理論を学ぶのは必須な気がします。

元来、音楽という形のない感覚的な事象を、音楽理論という一つの言語表現として自分の中に蓄積しているということは大きな武器。

言葉ではうまく言い表せない感情ってあると思うんですが、そんな実態のないものに名前をつけることと音楽理論は似てますね。

例えば「コード進行」をとってみても、Gという和音や度数を表すディグリーネームが付いてないと単なる感覚的な音の時間的配列に過ぎず、再現することは困難なはず。

名前がついてると思い出しやすいし頭から取り出しやすい。

まとめ

少し小難しい話になりましたが、要するに言いたかったことは2つ。

  • 機材は大は小を兼ねる
  • なんとなく迷ってる時間は無駄

上には書きませんでしたが、人の意見に左右させられてる時間も思い返せば無駄でした。

軸がしっかりしていれば他人に振り回されることも少なくなりますね。

まだまだ自分も駆け出しの身。

今回も自戒の意味も込めて書いてみました。