ホット・ロッズというドラム演奏用のスティックをご存知でしょうか?

ロッズ ドラム

意外と知らないひと多いんですよね。

今回はこのホット・ロッズの使いどころ

 

ドラムのスティックは主に3種類

画像はおなじみ普通のドラムスティック

VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC (Hickory) ドラムスティック VIC-5A

ジャズで使うワイヤーブラシ

PROMARK プロマーク ブラシ Nylon Bristle B600 (349 x 216 x 16.0mm) 【国内正規品】

そしてこちらがホット・ロッズ(以下ロッズ)

PROMARK プロマーク ドラムスティック ロッズ Hot Rods H-RODS (406 x 14.0mm) 【国内正規品】

数本の細い竹ひごをまとめて固定した形状のものをロッズと言います。
意外と知名度が低く、これを使ってると物珍しそうに見てくるバンドマンも結構いたりします。

普通のスティックとロッズの違い

ロッズを使う目的は2つ。

1.音量を制限したいとき

ハコの小さいライブハウス、ライブバーなどで生ドラムを演奏する場合、力加減を相当控えめにして叩かないと、他の楽器との音量バランスが取れないばかりか、ドラムだけ際立って大きくうるさい演奏になってしまう可能性があります。

 

特に、小さい会場だとドラムをPAから出さないことがほとんどなので、ミキサーで音量バランスを調節することができず、音量感はドラマー自身に委ねられます。

 

上手いドラマーであれば、普通のスティックでも音量を抑えつつ安定した演奏ができるのですが、小さい音でビートを安定させつつ抑揚をもたせつつ、いい音で叩くというのはそれなりのスキルが必要です。

 

ロッズを使えば、スティックで叩くときの同じ力加減やモーションで演奏しても、音量をかなり抑えることが可能です。

2.ロッズ独特のサウンドが欲しいとき

ロッズのサウンドは、そのスティックとブラシの中間っぽい見た目のごとく、スティックほど硬質でもなく、ブラシほど繊細でもない、まさに両者の間をとったような音です。

これがなかなか魅力的なんですが、ゴーストノートの表現がスティックに比べて苦手だったり、ジャズ的なブラシワ−クが出来なかったりというデメリットも。

まあ、デメリット云々より、要は適材適所で使い分けるものなんですが。

 

また、スネアのリムをかけて叩くことで、ロッズの持ち味を生かしつつもハードなサウンドを出すことも可能です。

 

90年代以降の再編成The Band等でのLevon Helm(レヴォン・ヘルム)は、ロッズを使う際は元来のレギュラーグリップではなくマッチドグリップで、オープンリムショットでスネアを強めにヒットしています。

ロッズをクルクル回す人初めてみた。

ロッズでドラムを叩いた音源とかあるのかな。