最近読み始めた「イティハーサ」という漫画が、序盤からグイグイと引き込まれるかなり凄みのある内容になっているので紹介してみます。

イティハーサのストーリー

「イティハーサ」の舞台はおよそ12000年前の古代日本で、ジャンル的にはSFファンタジーといったところでしょうか。

その答えを求め続けると 気ふれる問いがある 自分は何故ここにいるのか 何処より来たりて何処へ向かうのか・・・

実に人は この問いを忘れる為に人を愛し この問いから逃れる為に神を求める

 

哲学的な要素が多分にありそうです。”ありそう”って言ったのは、まだ1巻しか読んでないからなんですが、どんどん読み進めるのがもったいなく感じて、1巻だけ2回読んでしまいました(笑)

 

主人公の少年鷹野(たかや)は、ある日、川に捨てられていた赤ちゃんを発見、村に連れ帰り自分の妹として育てることにしました。
赤ちゃんの名前は村の巫女によって透祜(トオコ)と名付けられ、しばらくは村で平和に暮らしいます。

 

7年が経過したある日、鷹野たちが暮らす村が何者かによって焼き払われてしまい、偶然村を離れていた鷹野と透祜、そして兄貴分の青比古(アオヒコ)の3人だけが生き残りました。
巫女は息を引き取る直前に、突然”目に見える神”が現れ村を焼き払ったと鷹野たちに伝えます。

イティハーサの世界における神々

イティハーサの世界には大きく分けて2つの神が存在します。

目に見えぬ神

日本の地に住む人々が信奉する神々。
人々に知恵を授け豊かな暮らしに導く存在。

目に見える神

亞神

善を好み聖を欲し平和を望む神々

威神

悪を好み魔を欲し破壊を望む神々

 

外國(とつくに)に現れ絶え間なく争いを続けていてた亞神と威神ですが、どういうわけか日本という小さな島国に渡って来ます。鷹野たちの住む村を焼き払ったのは「銀角神 鬼幽」という威神の一派でした。

 

偉大な二つの大陸がちりと消え そのあとの大洪水の後 目に見ゆる神々が外國のそこかしこに現れ 世は大いに乱れるであろう
(大巫女の予言より)

 

真言告(まことのり)という概念

まだ1巻しか読んでないのでハッキリとは分からないんですが、イティハーサに出てくる真言告(まことのり)と呼ばれる概念は平たくいうと”呪文”とか”言霊”みたいなものだと思います。

 

目に見えぬ神は「鳥居」を建てて、目に見えぬ神しか知り得ない真言告を使って鳥居と鳥居の間を行き来しています。目に見えぬ神しか使うことのできない鳥居ですが、村を襲った目に見える神”威神”は何故か鳥居を使ってどこかへ消えて行きました。

 

目に見えぬ神の存在は消されてしまったということでしょうか?どういう展開を見せるのかとても楽しみです。1987年に少女漫画雑誌「ぶ〜け」で連載が始まって、書き下ろし単行本として1999年に完結するまでなんと12年。そんだけ内容が濃いってことですね。

 

Kindle Unlimitedに加入すると「イティハーサ」全15巻が読み放題になるのでお得です。