コード進行を考えるのが苦手です。作れと言われれば作れるのですが、だいたいパターンは限られているというか、似たり寄ったりのコード進行になってしまいます。

 

でも、コード進行って実のところそんなに難しいもんじゃないんですよね。本当は誰でも作れちゃう。

待っていてもコード進行は降りてこない

作曲というと、どうしてもアーティスト性が求められる自己探求の作業だとイメージされがち。

 

物心ついて楽器を始めた当初の僕は、コード進行とはギターや鍵盤を適当に弾いて探ってみたり、DAWのピアノロールにノートを置いて鳴らしてみたりして、探り探り作るものだという固定観念がありました。ゼロから1を生み出すみたいな。

 

全くそんなことはないんですよね。コード進行パターンの総数なんて限られているし大昔に出尽くしているのだから、既存の曲からパクればいい。何もないところから生み出す必要なんて全くない。

 

既存の曲のコード進行をパクリまくって、それが自分の血肉になって初めて、意識的にパクらなくても自分のストックの中から自由自在に生み出せるようになります。そして、パクリ経験を積み重ねていけばいくほど、コード進行を自由に操れるようになります。僕はまだその段階には至っていませんが。

 

だからコード進行が思い浮かばなくて困ってるという人は、とりあえず好きな曲からまるっとパクってみることをオススメします。

 

地味なコード進行ですみません

一番シンプルなコード進行はC-F-G-Cです。トニックからスタートして、サブドミナント、ドミナントを経由して再びトニックに戻ってくる基本的なパターンですね。どんなコード進行も全てはこのC-F-G-Cが根底にあります。

 

地味というかありきたりというか、基本形過ぎてあまりこのまんまの形で使うことは避けられがちですけど、こねくり回せばいいコード進行ができるってわけでもないので、まずはこのシンプルなパターンにメロディを乗せることから始めるといいですね。

 

というか、コード進行がシンプルであればあるほどいい曲を作るは難しいです。特に日本のポップスとかコード進行だけで聴かせる的なところがあるじゃないですか。演奏とかメロディとかが平凡でも、泣かせるコード進行に良いこと言ってる風な歌詞を乗せれば、それだけで感動的な曲が出来たりします。

 

個人的にはシンプルなコード進行でもめちゃめちゃカッコいい曲に仕立て上げる力量を持ったアーティストが好きですけどね。それが出来るアーティストは、複雑だけどありがちなコード進行でもオリジナリティを感じさせる曲を作れたりします。コード進行そのものの力に頼り過ぎてないというか。

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無人島に持っていきたいコード進行

大昔に「無人島にアルバム一枚だけ持っていけるとしたら?」という問いかけが流行りましたが、そのコード進行版。

 

僕が特に好きなのはポールマッカートニーのThis Never Happened Beforeのコード進行(2005年 のアルバム”CHAOS AND CREATION IN THE BACKYARD”収録)。

 

イントロ

Am-E-Am-E

ヴァース

Am-G#m7-C#m7-F#m7-Am-E-C#m-Am-E

 

イントロから聴いてると、キーがAmで始まってヴァースのG#m7でいきなり転調したように錯覚するんですけど、実はキーはAmではなくてEなんですよね。キーEにおけるAmはサブドミナントマイナー。

 

つまり、イントロがサブドミナントマイナー(Ⅳm)で始まってるというわけ。トニックのEへ解決する時は必ずAmを経由しているのに加えて、ヴァースの最後やエンディングでしかEへ解決してくれないので、なかなか落ち着いてくれない感じが寂しさを演出。

 

ヴァースの途中でも一瞬だけEに進行するけど、上に急かすようなメロディが乗ってるせいでやはり落ち着けない。繰り返しているようで繰り返してないようなギミックが効いてて本当に好きな曲です。

 

こういう風に、好きな曲のコード進行を徹底的に分析していくと血肉になっていくので良いですね。

自分を信じてコード進行を作ろう

結構前ですが、Youtuberの瀬戸弘司さんの動画にこんなのがありました。

まず、自分の耳で気持ちいいコードを見つけて、そのあとで理論やコードネームと紐付けしていく感覚。学び方としては時間はかかるかもしれませんが、実体験を伴っているので身につきやすい。いや、もしかすると最初から理論ありきで学ぶより近道なのかも。

 

何より、自分で探り探り研究していくのって楽しいですよね。子供の頃にミニ四駆のモーターを流用して水上を走るボートを作ったことを思い出しました。竹を切ってプロペラを自作したりなんかして、どうやればスムーズに走るのかを試行錯誤して作っていく過程が楽しいんですよ。

 

最初から学問として入ると気負い過ぎて楽しめなくなる可能性があるので、コード進行においても、まずは自分で切り開いていく感覚で作っていくと楽しいです。既存のコード進行をパクるのもその一環ですね。

え~、そんなコード進行があるんだったら、もっと早く教えてよ。と姉が怒り出した。

今回の記事は見出しありきで書いたただのネタ記事です。一風変わった見出しが目に入ると、ちょっと読んでみたくなりますよね。

 

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